まずは「東洋のハワイ」といわれる三亜市人民政府との意見交換。三亜市は1987年中国のハワイを目指し市となる。外資系の5ッ星のホテルが立ち並び、旅行業収入が市内GDPの約60%を占めるなど、地方の漁村から今や海南島第2の都市へ成長。「観光業の発展は農業・海洋などの関連業界への投資促進などの波及効果を期待。過去に日本から投資によるゴルフ場開発が行われたが失敗。現在はロシア、中国東北部、北京、上海からの投資が中心。高級マンションの85%が島外者の所有となり、中国での不動産価格上昇率第1位が海口市、第2位が三亜市となる。」などの説明を受け懇談。不動産投資が過熱気味との印象。同行議員から「夜間建物に灯りが燈らずひと気がない」との指摘、私からは「借地契約が切れた後(商業用50年・居住用70年)はどのように返還するのか」を尋ねたが明確なことは決まっていないとの回答。中国らしさを物語る。ただ「観光のために休暇を取る。との意識の変化が。」の説明が印象的。
ボアオ・アジア・フォーラム会場等の調査。アジアフォーラムの
理事6人中2人が日本人で、理事長は福田元首相が務めるなど日本との関係が深い。島の開発は中央政府のプロジェクト、2年間で新幹線や国際空港の整備など、3~5年後に大きな自信を見せていた。とにかく強気。
洋浦経済技術開発区へ。石油・天然ガスの大規模備蓄基地が整備されつつある。ちょうど中東や東南アジアからの入口となるロケーション。今は発展途上の感があるが、今後の可能性と期待が大きい。まだまだインフラ整備に重点が置かれ、石油基地などは国内向け。兵庫県との交流と云うよりとにかく日本からの投資促進との印象。

ここからは訪問の本題となる日程。まずは海南省人民代表大会への表敬訪問。康耀紅・省人代常任委員会副主任らの出迎えを受け懇談。テーマは2005年の「兵庫友好庭園」の寄贈、神戸で開催された「第9回世界華商大会」への出席のために神戸空港にチャター機を乗り入れたこと、これまでの交流の歴史についてなど。
つづいて衛留成氏への県功労(国際協力功労)表彰贈呈式。衛氏
は海南省省長、人民代表常任委員会主任などを歴任、現在は中国共産党海南省委員会書記(省の実質NO1)。これまでの交流推進に果たした功績を評価しての表彰。

そして姜斯憲副省長への表敬訪問、覚書調印式、記念祝賀レセプションへ。姜副省長は上海市の副市長を務めるなどの若手キャリア官僚の印象。吉本副知事からは海南省で導入される新幹線の車両が兵庫県産であることを紹介し一層の経済交流と医療分野での連携などの関係強化につい
て提案。また関空と海南省との直行便について要望。海南省が観光で中国をリード。上海万博を企画した当時の裏話も出るなど和やかなムード。経済・観光・教育・人材育成・災害対策・環境問題などを内容とする覚書に調印。ここで1枚。
写真左端から福田長治猪名川町長、尾崎光雄市川町長、私、黒川治県議(尼崎市)。福田町長とは十数年ぶりに再会。秘書時代に当時町議であった町長に大変お世話になりまた選挙ではご迷惑を。また尾崎町長も県議時代に何かとご指導を頂いた。そして黒川議員とは互いに秘書であった頃から25年のお付き合い。懐かしい話も多く出た。私にとってはお気に入りの1枚。少年達による空手大会へ。「空手が出来る環境を作ってくれた両親に感謝。

心と体を鍛えて友達や弱い人を守ってあげられる人に。」とご挨拶。他にも今シーズン最後となる夏祭り。交通関係団体の60周年行事への参加などなど。
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